「奈良の天河大辨財天社」鈴の音がもたらす芸術的なパワー

天河大辨財天社は奈良県にある謂れの多いパワースポットです。

なぜ、パワースポットと呼ばれるのか、なぜ人々を魅了するのかについてご紹介していきます。

著名な方々もこぞって参拝するといわれる天河大辨財天社への行き方も記しているので、気になる方はコチラにて情報収集されてみてください。

天河大辨財天社の基本情報

名称天河大辯財天社(テンカワダイベンザイテンシャ)
公式サイトhttps://www.tenkawa-jinja.or.jp/
SNSなし
住所〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内107

天河大辨財天社はどういう所?


奈良県の天河村にある神社です。日本三大弁天の宗家でもある天河大辨財天社は、「水の精」、弁財天女を祀っています。

この弁財天女は音楽や芸能の神様としても知られていますが、毎年、神前での奉納(能)も行われています。

清らかな気があたり一面を漂っており、拝殿の鈴緒を参拝時に鳴らすのも特徴です。その鈴が変わっており、五十鈴が結ばれていて回すように鳴らします。

往古から天ノ川の水源である弥山などへの水にまつわる信仰もある天河大辨財天社は、役行者により霊峰大峯の開山に先立って創建されたと云われてもいます。

その参道を歩いていくと、高山の頂上へと登っているかのように空気が澄んでいき神氣に包まれるとも言われています。

なぜパワースポットと言われているのか?


天河大辨財天社は「神様に呼ばれないとたどり着けない」など、不思議な噂話しも耳にするパワースポットとしても知られます。

しかし、こちらは「縁結び」など恋愛成就をはじめ、「金運」「仕事運」「健康や長寿」そして「美」のご利益が授かれるパワースポットとしても知られています。

では、なぜ「神様から呼ばれる者しかたどり着けない」と言われているのでしょうか。その一説には、天河大辨財天社にはゼロ磁場のパワーが宿っているとも言われているからです。

また、参拝する際の鈴「五十鈴」は、UFOを呼ぶ鈴ともいわれる特殊な音が鳴るものだとも言われています。なんでも、天河大辨財天社の宮司の方も、UFOをビデオ撮影できたといった一説まであるほどです。

そうした謂れと「水の精」弁財天女からの恩恵が合わさり、パワースポットとして知られたとも言われています。

天河大辨財天社への行き方


・近鉄下市口駅からバスで72分(中庵住行き『天河大弁財天社』下車すぐ)

電車やバスの場合には近鉄吉野線「下市口駅」から奈良交通の路線バスが出ています。

「下市口駅」から奈良交通の路線バス「中庵住(なかいおずみ)行」に乗車し約1時間、「天河大弁財天社」下車すぐです。

あるいは、「下市口駅」から奈良交通の路線バスで「天川川合」下車後、徒歩約30分の立地にあります。

ただし、バスの本数が少ないため、下市口からタクシーを利用するのが望ましいでしょう。

大阪からなら近鉄「大阪阿部野橋」駅から吉野行近鉄特急で「下市口」駅下車。

京都からなら近鉄「京都」駅から「橿原神宮前」駅で乗換え「下市口」駅下車。

天河大辨財天社の注意点


天河大辨財天社の境内は撮影禁止区域になります。参拝する際には、神様の前でもあるのでカメラ、スマホはバッグに入れておくようにしましょう。

また、天河大辨財天社へ行くまでには、細い山道を通ることになります。四季折々の植物を観察できますが、冬は積雪もあるため、特に参道を通る場合には気をつけたほうが良いでしょう。

また、先に紹介したように鈴を鳴らす際には回すようにして鳴らすといった参拝時のルールもあります。

決してルールに反したからといって指摘されることはありませんが、ご利益を得やすくするためには守りたいルールやマナーもあります。

さらに、五十鈴の授与については金額も高額になります。事前に金額などについては問い合わせることをおすすめします。

天河大辨財天社に行った人の口コミ

天河大辨財天社のまとめ


五十鈴の授与により様々なご利益を頂くこともできます。

パワースポットといわれる謂れも様々ですが、澄み切ったその空気感による邪悪なものを浄化する作用もあるのではないでしょうか。

神様から呼ばれる者でなければたどり着けないといわれる理由には、芸能技芸練達の神宝とされることを切に祈るためかもしれません。

実際、芸を磨いたもののみ、その報告に再び舞い戻りたどり着いているようです。